アブストラクト(1巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 分割印象法を応用した即時総義歯の症例
Subtitle : 臨床その他の報告
Authors : 吉岡政雄, 上原純, 青木英夫, 清水忠
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学補綴学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 1
Number : 1
Page : 42-45
Year/Month : 1967 / 3
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「I.緒言」 近来, 即時義歯に対する認識が高まり, 一般臨床家の間でも日常広く行われつつある. 即時義歯調製の過程において有歯時代の状態をいかに再現するかは大きな課題である. 特に, 即時総義歯調製の場合における不正確なる印象は義歯床の維持を不良にするのみならず, 歯槽骨の異常吸収, 発育音障害ならびに義歯床による疼痛の原因ともなる. 従つて, 口腔軟組織の機能に合致した印象法が必要である. 即時総義歯の印象法については, Appleby, Blank, Freese等多くの報告がある. 今回, 著者らは上顎即時総義歯調製の症例に対し, Swenson, Sharryらに紹介されている分割印象法をもとにして義歯を調製したのでその術式を報告する. 「II. 症例」 1)患者. K.T.女性36歳, 昭和41年10月来院. 2)主訴. 上顎臼歯部欠損による咀嚼不良 3)現症. イ)全身所見 体格, 栄養ともに中等度. その他特記事項なし.
Practice : 歯科学
Keywords :