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アブストラクト(3巻3/4号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 実験値整理の数理科学 |
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Subtitle : | 講座 |
Authors : | 小田切美文 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学数学教室, 専修大学経営学部電子計算室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 3 |
Number : | 3/4 |
Page : | 90-103 |
Year/Month : | 1969 / 3 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「まえがき」 実験医学の分野で取り扱う問題の多くは, 直接に生体あるいはその組織や器官を対象にしながら, 適当な条件のもとで観察や測定を繰返し進めてゆくことに向けられている. しかし医学領域における実験では, 究極の目標として人間自身に対する生体反応の行方を知ることであるから, 他の諸科学ではみられない制約条件があるので, 一時的には人間以外の他の生体を登場させねばならない場合も当然生じてくる. しかしある種の試みでは, 直接生体で観察を進めたとしてもなお現実の条件には接近し難く, 道遠しの感を抱く場合の少なくないことは周知の通りである. このような場合には適当なmodelを設定し, それに基づくsimulation実験から生体反応の現実を推知しなければならないこともある. 脳内生理情報の処理を含めたあらゆる神経活動, 生体としての調和感からみた歯列矯正の適否およびその度合の適正な判定, 循環血液や生体膜の物理的行動, 機能等の探求にはよくsimulation観察の必要性がいわれている. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |