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アブストラクト(4巻1/2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 離島における医療問題に関する研究 - 予報 - (伊豆七島"御蔵島"予備調査) |
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Subtitle : | 原著 |
Authors : | 飯塚喜一*, 清水良雄**, 保垣正彦***, 秋場仁****, 檜垣旺夫***, 中山義之****, 浮谷実** |
Authors(kana) : | |
Organization : | *神奈川歯科大学口腔衛生学教室, **神奈川歯科大学補綴学教室, ***神奈川歯科大学小児歯科学教室, ****神奈川歯科大学生化学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 4 |
Number : | 1/2 |
Page : | 1-15 |
Year/Month : | 1969 / 9 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 現在のわが国における医療制度の矛盾は, かなり複雑なものがあり, "医療"そのものの社会性に対する根本理念の欠如の上に, 単に健保制度-それも欠陶だらけの-だけを上塗りしているだけの医療制度の悪循環に対して, 今のところ, 解決の糸口は見出されず, むしろ, 下手をすると, ますます泥沼に入り込んで行く様相が見られる. ことに, 離島・辺地においては, この矛盾が露骨に表面化し, 地域住民の健康に重大な影響を与えているであろうことは想像に難くない. 最近の医学部紛争が, これらの矛盾点に対する是正を端緒としているものとすれば, わが国の医療もそろそろ転換期に差しかかったといえるかもしれないが, 良い意味での転換ならばさいわいである. 昭和40年と41年に東京大学地域医療問題研究会が, 東京都下伊豆七島の御蔵島を詳細に調査したところ, 一般健康問題だけでなく歯科的にもかなりの問題点を指摘しているので, 地域住民のための歯科的健康をはかるために, 診療と生活・衛生指導を行ない, 併せて医療制度の矛盾解明のためのなんらかの糸口を見出したいという要望から, とりあえず, そのための予備調査の必要性を感じ, 昭和44年6月中旬に調査を行なった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |