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アブストラクト(7巻4号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 抗菌性薄膜の歯垢形成細菌発育阻止に関する研究 |
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Subtitle : | 原著 |
Authors : | 弓削朝子1), 加藤敬子1), 加茂常一2), 菅清剛2) |
Authors(kana) : | |
Organization : | 1)神奈川歯科大学口腔細菌学教室, 2)神奈川歯科大学保存学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 7 |
Number : | 4 |
Page : | 225-234 |
Year/Month : | 1972 / 12 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「緒言」 歯垢Dental plaqueは単なる食物残渣などの附着物ではなく, 種々の口腔常在微生物で構成され, その微生物間隙は糖蛋白で充められた1つの築造物である. この微生物間隙や細菌体自身にCaが沈着し歯石が形成される. これらの微生物中には無菌動物に齲蝕を発生させる齲蝕病原レンサ球菌と呼ばれるstr.mutansが検出されており, また歯周病を発症させるに十分な病原性を有する微生物が含まれている. この事実は歯垢に対する細菌学的approachをさらに強く進めている. 歯垢形成過程の微生物学的研究に関しては, 組織学的検査法による探究と歯面から採取した歯垢の培養あるいは塗抹標本による検査法が用いられている. 歯垢の組織学的微生物像をはじめて観察したのはWilliams(1897)であるが, Mandelらは歯面に70μぐらいの薄いCelluloid stripsを圧接し経時的にそれの切片標本を作成し歯垢微生物像の変化を顕微鏡的に観察した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |