- HOME
- > 一般の方
- > バックナンバー:神奈川歯学
- > 11巻3号
- > アブストラクト
アブストラクト(11巻3号:神奈川歯学)

Japanese
| Title : | 口腔内微小循環の生理およびその薬理 |
|---|---|
| Subtitle : | 宿題報告 |
| Authors : | 松川英彦 |
| Authors(kana) : | |
| Organization : | 神奈川歯科大学薬理学教室 |
| Journal : | 神奈川歯学 |
| Volume : | 11 |
| Number : | 3 |
| Page : | 170-193 |
| Year/Month : | 1976 / 12 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
| Abstract : | 歴史的にみて微小循環に関する研究は, 全くあさく今世紀に入ってからである. Kroghによって着手されたこの仕事は, その初期が主として形態学者らの手によって発展させられてきたため, 動態的な事実の把握が方法論的にむずかしく停滞したままであった. けれども, ごく最近のエレクトロニクスの急速な進歩は, 当初の生体顕微鏡 (vital microsopy) による観察を客観的にアナログ表示できるまでにしたので, 再度みなおされるようになってきた. すなわち, 血管径・流速・流量および圧の測定が不満足ながら可能なものとなり, 顕微鏡的な視野から臓器循環を論ずることができるようになってきた. すなわち, 大血管の収縮より抵抗血管の収縮がたとえわずかであっても, 大きな意味をもつからで, ここに大きな意義が存在する. 臓器循環の一つとしてとりあげようとしている口腔内粘膜の微小循環の研究もまた例外でない. |
| Practice : | 歯科学 |
| Keywords : |