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アブストラクト(23巻1号:神奈川歯学)

Japanese
| Title : | 妊娠および哺乳マウス顎下腺の免疫組織化学的研究 - EGF・NGFの変動について - |
|---|---|
| Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
| Authors : | 瀬下實雄 |
| Authors(kana) : | せしもじつお |
| Organization : | 神奈川歯科大学病理学教室 |
| Journal : | 神奈川歯学 |
| Volume : | 23 |
| Number : | 1 |
| Page : | 154-155 |
| Year/Month : | 1988 / 6 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
| Abstract : | 「論文内容の要旨」ddy系マウスを用い, 妊娠および哺乳時における顎下腺のEGF・NGFの変動を免疫組織化学的並びに画像解析によって検索を行い, この際の腺組織の形態変化について検討し, 以下の成績を得た. 1) 妊娠7日目のマウス顎下腺は, 顆粒管導管細胞の分泌顆粒の増加が認められた. また基底線条を特徴とした線条部導管細胞にeosin好性の顆粒成分の形成が認められ, 顆粒管導管細胞への移行が観察された. 妊娠14日および18日のマウス顎下腺では, 顆粒管導管の著しい増加がみられ, これに対応し線条部導管細胞の減少を認めた. 2) 哺乳マウス顎下腺は, 妊娠時のものと類似した形態像をなしており, 同様に顆粒管導管の著明な発達が観察された. 3) 顎下腺のEGF・NGFは顆粒管導管細胞の分泌顆粒に局在し, 対照動物では雄のものに両factorの陽性細胞が多数みられ, その含有量に雌雄差が認められた. 10週齢の雄では, 顆粒管導管細胞のほとんどがEGF・NGF強陽性の所見を示し, 極めてわずか陰性の細胞がみられた. |
| Practice : | 歯科学 |
| Keywords : |