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アブストラクト(24巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染口腔患者の助言ならびに関連臨床所見 |
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Subtitle : | 紹介および展望 |
Authors : | 笹田睦美, 木村友七, 岩宮万里子, 伊東利 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学臨床病理学教室, 神奈川歯科大学臨床検査科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 24 |
Number : | 1 |
Page : | 230-231 |
Year/Month : | 1989 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 医療における感染症の対策は, 従来はあまり気にせずに治療・処置を行ってきたが, 近年, 術者側の感染が注目されるようになってきた. これには患者の全身的把握をしないままに早期治癒を期待する医術法で, 結果的に患者からの種々な感染との繰り返しや, 医療従事者間らと患者を含めた相互連鎖が続くこととなった. 口腔医療は治療上・処置的方法から直接素手で実施しなければならない場合が多く, 手指の血液付着は当然でもある医学教育指導法でもあり, 患者治療のための全理念でもあった. 患者の治療・処置には複雑な医療手段が伴うから, 感染が随伴するのである. ウイルス肝炎ならびに梅毒らの感染症は, ある程度その防止対策が可能である. 現在, 危険な感染症としてのAIDSウイルスが問題となっているので, 二・三の関連点について簡単に記述する. AIDS(Acquired Immunodificiency Syndrome, 後天性免疫不全症候群)は, AIDSの原因であるAIDSウイルス, HIV(Human Immunodificiency Virus, ヒト免疫不全ウイルス)の感染により引き起こされ, HIVに感染している状態のうち, 細胞性免疫不全状態を病態とした疾患で細胞性免疫能が極度に低下し, 二次的疾患を合併した病態を示す. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |