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アブストラクト(24巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 顎下腺の核 5α-reductaseとサイトソール 3α-hydroxysteroid dehydrogenase活性に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 古山美幸 |
Authors(kana) : | ふるやまみゆき |
Organization : | 神奈川歯科大学生化学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 24 |
Number : | 1 |
Page : | 234-235 |
Year/Month : | 1989 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」男性ホルモン依存性臓器では, testosteroneから5α-reductaseにより代謝された5α-dihydrotestosterone (DHT)や, さらに3α-hydroxysteroid dehyrogenase(3α-HSD)の作用を受けて生成された5α-androstane-3α, 17β-diol(3α-diol)がtestosteroneに比べ, 強いホルモン効果を示すことが実証されている. 本研究は, 男性ホルモン依存性臓器であるラット顎下腺のtestosteroneの代謝機構を知る目的で, 5α-reductaseと3α-HSDの細胞内分布および生化学的性状について検索を行った. 常法の遠心分離法で細胞を分画すると, 顎下腺の5α-reductaseは核分画に49.6%の酵素活性が, また3α-HSDはサイトソール分画に66.2%の活性が認められ, 両酵素の細胞内分布はラット前立腺と一致致するものの, 酵素活性値は, 5α-reductaseが顎下腺に比べ前立腺で著しく高く, 3α-HSDは顎下腺の方が高い結果を得た. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |