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アブストラクト(24巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 根尖病変成立に関する細菌学的免疫学的研究 - Bacteroides buccae菌体成分の免疫生物活性と根尖病変における局在 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 谷信之 |
Authors(kana) : | たにのぶゆき |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科保存学教室第三講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 24 |
Number : | 1 |
Page : | 251-252 |
Year/Month : | 1989 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」根尖病変の成立に免疫病理学的機序の関与が示唆されており, 特に免疫系を刺激する因子として最も重要と考えられる根管内細菌の免疫生物学的意義が論じられている. 本研究は, 根尖病変を有する根管内から最も高頻度かつ高率に分離されたBacteroides buccae(B.buccae)の根尖病変成立における役割を考察する目的で菌体成分の免疫生物学的作用に着目し, リポ多糖(LPS)および菌体破砕上清の免疲生物活性を検討するとともに根尖病変組織中のB.buccaeと免疫担当細胞の局在について免疫病理学的検索を行い以下の結論を得た. 1. B.buccae LPSの生物学的活性は, S.typhimurium LPSと比較してリムルス活性は1/2, シュワルツマン活性は1/100であり比較的低いと考えられる. 2. B.buccaeのヒト末梢血単球に対する遊走刺激作用は, 菌体成分中のLPSおよび38Kタンパクに強い作用が認められた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |