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アブストラクト(24巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | マウス胎仔培養頭頂骨片における初期石灰化の微細構造学的研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 徐永教(大城隆) |
Authors(kana) : | じょえいきょう(おおしろたかし) |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔解剖学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 24 |
Number : | 1 |
Page : | 258-260 |
Year/Month : | 1989 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」近年, 石灰化がin vitro条件下でコントロール可能になって, 石灰化機構に関して多くの情報が得られるようになったにも拘らず, その実体については未だ不明の部分が多い. 本研究は, 先に誌上で明らかにしたin vitro条件下で骨芽細胞にみられるコラーゲン細腺維, 又は石灰化小球の貪食が石灰化過程とどのような関係があるのか, またこれに付随してin vitroでみられる石灰化現象の特徴について電顕的に明らかにすることを目的に計画された. 方法は, 妊娠マウス(ICR系)より摘出した胎仔頭頂骨で骨組織片培養法を行い, 培養10日目にみられる骨片周囲の初期石灰化部を観察対象とした. 慣例の固定法のほかに, タンニン酸混合固定法, 多糖類検出のための組織化学, X線マイクロアナライザーによる元素分析なども併わせて行った. 1. 初期石灰化部では, 骨芽細胞周囲を錯走するコラーゲン細線維間に, 限界膜に包まれた "いわゆる基質小胞" (40-100 nm径)のほかに, 限界膜の外側にさらに数層のラメラ構造をもつ基質小胞様構造が細胞膜に接してみられることがあった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |