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アブストラクト(24巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 乳幼児歯科健診に関する研究 第1編 アンケート調査結果について 第2編 口腔内状況と齲蝕のスクリーニングについて |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 長谷則子 |
Authors(kana) : | ながたにのりこ |
Organization : | 神奈川歯科大学小児歯科学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 24 |
Number : | 1 |
Page : | 260-262 |
Year/Month : | 1989 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」本研究は横須賀市北部保健所管内において, 昭和59年5月から昭和60年4月までに1歳6ヵ月児歯科健診を受診し, その後, 継続して3歳児健診を受診した男児218例, 女児218例の計436例を対象とした. 対象小児の募集方法には郵便による個別呼び出し方法が用いられ, 同時にアンケート調査も事前に実施した. 口腔内診査は, 同一診査者が毎回実施し視覚的検診とした. また, 同時に齲蝕活動性試験(カリオスタット)も実施し, 24時間後, 48時間後と2回, 直接pHメーターにより測定した. その結果, 齲蝕有病状況は1歳6ヵ月時, 有病者率10.6%, 平均deft 0.36歯であり, 齲蝕の減少傾向および軽症化がみられた. しかし, 健全者の増加がみられた一方, 有病者は重症傾向を示すことも判明した. 次に3歳6ヵ月時の状況は, 有病者率67.2%, 平均deft 4.43歯とこれまでの値とほとんど変化がなく, 乳歯齲蝕の発生時期が遅くなる傾向がうかがわれた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |