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アブストラクト(27巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 骨格性下顎近心咬合の顎顔面骨格形態の年齢的変化 - 横断的頭部X線規格写真資料による研究 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 鴨居節子 |
Authors(kana) : | かもいせつこ |
Organization : | 神奈川歯科大学 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 27 |
Number : | 1 |
Page : | 140-141 |
Year/Month : | 1992 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」骨格性下顎近心咬合の成立機序を知る目的で, 顎顔面骨格の形態的特徴が年を追ってどのように変化するかを横断的資料を用いて検討した. 340症例の骨格性下顎近心咬合者の頭部X線規格写真をトレースし, 顎顔面骨格の諸形態を測定した. また資料は, FH-MP角を規準として, 29°より大きいものをhigh angle群, 29°未満のものをlow angle群とし, それぞれの増齢的推移を調べた. その結果, 骨格性下顎近心咬合者の著明な特徴として, 咬合平面(OP-MP)角が最も重要であることが示唆された. 咬合平面は増齢的に, とくにhigh angle群で大きくなることから, 大臼歯の連続的な挺出がおこっているものと考えられ, これに対してAB-MP角は増齢的に減少することから, 下顎は前方回転を伴って前方に偏位していると推定された. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |