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アブストラクト(27巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | ヒト歯垢由来Streptcoccus mutansのStreptcoccus sanguisに対する溶菌活性とバクテリオシン活性および人工歯垢形成能に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 小松始 |
Authors(kana) : | こまつはじめ |
Organization : | 東日本学園大学歯学部口腔細菌学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 27 |
Number : | 1 |
Page : | 154-155 |
Year/Month : | 1992 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」一般に健全な歯面の歯垢ではStreptococcus(以下S.)sanguisが優位であるが, う蝕の発病に伴って本菌は減少し, 代ってS.mutansが優勢になってくる. この現象はう蝕の発病に伴って歯垢中のレンサ球菌種に変動が生じることを意味している. このような歯垢中の両レンサ球菌種の変動に関係すると思われる要因としては, S.mutansの産生するS.sanguisに対するバクテリオシンの存在が知られている. また, 歯垢の蓄積による歯垢内部の酸化還元電位の低下や酸の産生による酸性環境もS.mutansに有利に働き, S.sanguisに不利に働くことも知られている. さらにS.mutansがS.sanguisに対して溶菌作用を示す酵素を産生することが知られている. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |