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アブストラクト(27巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | ヒト乾燥頭蓋における咬合力の減衰に関する研究 - マウスガードの影響 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 熊澤裕子 |
Authors(kana) : | くまざわゆうこ |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 27 |
Number : | 3 |
Page : | 405-406 |
Year/Month : | 1992 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」著者は今までに, ヒト乾燥頭蓋を用いて顔面頭蓋への衝撃振動の減衰の影響を調べてきた結果, 伝達距離に依存するところが最も大きく, 次に脳内容物や軟組織による減衰と骨縫合部によるものが続くことがわかってきた. また, ヒト乾燥頭蓋をモーダル解析したところ顔面部では複雑な骨構造が振動を緩衝し, 脳頭蓋部では厚い球状の骨が振動を拡散させており, 下顎では下顎頸部のねじれが形態的, 構造的因子に起因して認められた. 咬合力の伝達は下顎頭で共振, 増幅された後, 距離減衰を起こしながら骨縫合や歯根膜および関節円板によりさらに減衰を起こしながら伝わっていくことがわかってきた. 本研究は, 上記研究に基づきヒト乾燥頭蓋を用いて咀嚼運動を上顎歯と下顎歯の衝撃振動として捕らえた場合, その衝撃力が頭蓋各部でどのように減衰するかを検討し, さらに各種マウスガードの材質, 厚みがどのように影響するかを調べたものである. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |