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アブストラクト(27巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | ポリ - L - 乳酸メッシュを用いた新鮮自家骨髄海綿骨細片移植に関する研究 - 成犬皮下埋入実験 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 田畑孝敏 |
Authors(kana) : | たばたたかとし |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 27 |
Number : | 3 |
Page : | 421-422 |
Year/Month : | 1992 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」本研究は骨髄をふくむ自家腸骨海綿骨細片(以下PCBMと略す)移植による顎顔面骨の再建に際し, 新たに開発された生分解性高分子であるポリ-L-乳酸(以下PLLAと略す)メッシュトレーの生体内組織反応, PLLAがPCBMの骨形成に与える影響, また生体内でのPLLAの経時的な強度変化について, 1年間にわたる雑種成犬の背部皮下組織での埋入実験により, 組織学的および理工学的に検索し, 次のような結論を得た. 1. メッシュ試料の皮下組織埋入で, PLLA, 対照のポリプロピレン(以下PPと略す)ともに埋入1週後, 軽度の炎症性細胞浸潤をともなう肉芽組織による被覆化がみられ, 2ヵ月で炎症性変化はほとんどみられず, メッシュ周囲はさらに線維化が進み, メッシュを構成するモノフィラメント糸は薄い線維性の被膜で被覆されていた. またフィラメント糸間に侵入した周囲組織は, メッシュを通じて良好な血行が維持されていた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |