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アブストラクト(27巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 日本人成人における顎顔面頭蓋の成長変化に関する縦断的資料による研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 黒木宏一 |
Authors(kana) : | くろきこういち |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 27 |
Number : | 3 |
Page : | 423-424 |
Year/Month : | 1992 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」思春期成長終了後の顎顔面頭蓋の成長, いわゆる晩期成長は, 矯正治療後の不正咬合の再発や成人に対する矯正治療における不正咬合の診断あるいは治療計画の立案などの上で重要な課題となっている. しかし, 顎顔面頭蓋のいわゆる晩期成長が, 全身的な成長の潜在能力(growth potentiality)の影響によるものか, あるいは局所の咬合系の変化など, 機能的な環境要因によるものなのか, ということについては明確にはされていないのが実情である. そこで本研究では, 日本人成人(平均年齢19歳から4年間)の縦断的質料を用いて, 顎顔面頭蓋の成長と全身成長の指標としての身長の増加あるいは局所要因としての第三大臼歯の咬合との関係について検討した. 顎顔面頭蓋は, 身長の増加とともに青年期という成人個体においてもなお成長が継続し, 頭蓋骨では, その成長量は最大頭蓋長(G1-OP)で大きく, 次いで下顎骨の成長では, とくに下顎枝高(Cd-Go)の増加が大きかった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |