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アブストラクト(28巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 根尖側窩縁におけるコンポジットレジンの辺縁適合性 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 芥川卓也 |
Authors(kana) : | あくたがわたくや |
Organization : | 神奈川歯科大学 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 28 |
Number : | 2 |
Page : | 226-227 |
Year/Month : | 1993 / 9 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」口腔衛生観念の普及と高齢者社会の到来に伴って根面にわたる修復の頻度が高まり, その適切な処置法が切望されている. 今日, 前歯部の主たる審美性修復材としては接着性コンポジットレジンが用いられているが, 本修復法は窩縁全体にエナメル質が存在する場合は極めて良好な辺縁封鎖性が得られるのに対し, 歯頸部摩耗症, 広範囲なV級窩洞あるいは根面齲蝕などのように窩縁の大部分が象牙質で構成される窩洞の辺縁封鎖性は低下する. 象牙質窩縁におけるコンポジットレジン修復の劣った辺縁適合性は常に歯頂側(切縁側)に比較して歯肉側, もしくは根尖側に認められる. そこで本研究ではコンポジットレジン修復物の根尖側窩縁の封鎖性が劣っていることの原因を究明するため, ウシ象牙質試片を用い, 通常の窩洞形成を行った根表面窩洞と, 象牙細管の走行が逆になる歯髄側窩洞を用い, 象牙細管内圧の状態, スメアー層の有無, Unfilled Resinの使用, 窩壁の乾燥度などの異なる条件下で, 切縁側と根尖側における窩壁と修復物との間の最大ギャップ幅を測定した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |