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アブストラクト(28巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Local durg delivery systemの歯周治療への応用 - ミノサイクリンおよび塩化リゾチーム含有コラーゲンペレットの局所投与に関する臨床的検討 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 竹内佳世 |
Authors(kana) : | たけうちかよ |
Organization : | 神奈川歯科大学 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 28 |
Number : | 2 |
Page : | 228-230 |
Year/Month : | 1993 / 9 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」歯周治療に抗生物質を応用する場合, 種々の担体に固定して歯周ポケット内へ局所投与する方法(Local drug delivery system; LDDS)が試みられ, その有用性が確認されてきた. LDDSによる治療効果を高めるためには, 歯周病細菌の最小発育阻止濃度以上の歯周ポケット内薬剤濃度が十分な期間維持されることが重要である. 薬剤徐放能を高める要因として, (1)担体のポケット内停留性の向上, (2)担体からの薬剤溶出のコントロール, (3)ポケット内環境の改善などが挙げられる. 著者らは, ミノサイクリンおよび塩化リゾチームをアテロコラーゲンペットに固定し, その併用療法の有効性について, 基礎的検討を行った結果, 担体としてのコラーゲンペレットは, 臨床的操作性および, ポケット内停留性に優れ, また, ミノサイクリンおよび塩化リゾチーム含有ペレットの併用投与により, ポケット内炎症の早期の消退が生じ, 歯肉溝滲出液量が減少し, ミノサイクリンの徐放性が向上することを明らかにしてきた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |