アブストラクト（29巻3号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： 人工歯根における歯根膜再生に関する研究
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors　： 福岡真一
Authors（kana）　： ふくおかしんいち
Organization　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔外科学第II講座
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 29
Number　： 3
Page　： 280-281
Year/Month　： 1994 / 12
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容の要旨」 本研究の目的は, 人工歯根表面にコラーゲンを固定化し, in vitroで大量に培養した歯根膜細胞を付着させることによって, in vivoにおいて人工歯根周囲に歯根膜の再生を起こし得るかを実験的に検討することにある. 1. In-vitroの実験系 歯根膜細胞の至適培養条件を得るために, ビーグル成犬2頭より採取した歯根膜細胞について, まず, 5, 10, 15, 20%の牛胎児血清(FBS)濃度の細胞増殖速度に対する影響を検討した. その結果, 歯根膜細胞の増殖速度は10%FBS群で最も速かった. 次に, 10%FBS群において, 0.1, 1, 10ng/mlのtransforming growth factor-β1(TGF-β1)添加の細胞増殖速度ならびにalkaline phosphatase(ALP)活性に対する影響を検討した.
Practice　： 歯科学
Keywords　：