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アブストラクト(30巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 知的障害を伴う歯科患者におけるフルニトラゼパム・ケタミン静脈内併用投与法に関する臨床的研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 吉岡裕史 |
Authors(kana) : | よしおかゆうじ |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科麻酔学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 3 |
Page : | 309-311 |
Year/Month : | 1995 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 近年, 社会福祉の向上, ノーマライゼーション, 障害者歯科医療に対する社会的連携などによって, 障害者に対する歯科的管理は発展してきた. しかし, 知的障害を伴う患者では歯科治療そのものを理解することが困難である. そのため, 治療にたいする協力が得られなかったり, 治療時に著しい抵抗を示すことがある. 著者は, これらの困難を克服するための薬理学的管理法について研究した. 1. 知的障害を伴う歯科患者101例を対象として, フルニトラゼパム静脈内鎮静法を実施し, 鎮静効果を調査した. その結果, 鎮静効果は54例(53.5%)が有効で, 47例(46.5%)が無効であった. 2. 知的障害を伴う歯科患者ではフルニトラゼパム静脈内鎮静法では確実な効果が得られないので, フルニトラゼパム0.02mg/kgに塩酸ケタミン0.5~2.0mg/kgを併用した場合の鎮静効果と投与後の異常について研究した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |