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アブストラクト(30巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | CGRP-mediated neurogenic vasorelaxation in the isolated canine lingual artery |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 小林大 |
Authors(kana) : | こばやしだい |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科薬理学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 3 |
Page : | 318-319 |
Year/Month : | 1995 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は1982年にAmaraらによって発見された37個のアミノ酸から構成される強い血管弛緩作用を示す神経ペプチドである. CGRPは知覚神経の末梢端部にサブスタンスPと共に貯蔵されており軸索反射を介する血管反応に重要な役割を演じていると考えられている. しかし, 部位や種別による分布についての系統的研究に乏しく, とくに口腔関連血管平滑筋での役割については全く知られていない. 本実験は口腔内供給血管の1つである舌動脈を用いて, CGRPの存在を明確にし, その弛緩機構を薬理学的に解析することを目的に計画したものである. 本研究の概要と得られた結果を以下に要約する. 実験に用いられたイヌ舌動脈輪状標本は内皮細胞の除去操作を行うとともに, guanethidineによる脱交感神経処置を行った. norepinephrineで前収縮させた血管輪状標本は, 電気刺激(ES ; 2ms, 10volt, 矩形波)4-16Hzによって頻度依存的に弛緩した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |