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アブストラクト(32巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 電鋳金属に対する前装用硬質レジンの接着性に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 山田直樹 |
Authors(kana) : | やまだなおき |
Organization : | 神奈川歯科大学無歯顎補綴学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 32 |
Number : | 1 |
Page : | 106-107 |
Year/Month : | 1997 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 電鋳加工法は金属成型法の1つで, 母型に対して直接金属を析出させそれを製品とするため, 適合精度が高く, 最小量の金属で加工が可能である. さらに, 表面性状は滑沢で反応層を形成せず新鮮な金属面を容易に得ることができるなどの優れた特徴をもつ. したがって, 電鋳法にて製作したメタルコーピングと前装用硬質レジンによる補綴物は臨床上意義のあるものと考えられる. 従来のレジン材料は強度が低く装着して早期に磨耗を生じ, また, 吸水性が高く変色し, 金属と接着性がないため辺縁から破折, 剥離するなど問題点が指摘されてきた. しかし, レジンモノマーの架橋構造化, ハイブリッド型フィラーの使用などにより機械的強度が向上し, さらに, 金属に対して接着性を有する前装用硬質レジンが開発され臨床上の問題点が改善され, 機械的保持機構が不要になるなど操作性も優れた材料となっている. これらの特性を生かし, テレスコープクラウンや対合する天然歯の保護を目的とした審美的補綴物として応用されている. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |