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アブストラクト(39巻4号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 歯科疾患とブラキシズムの関係に関する実態調査 |
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Subtitle : | どこまでわかった,ストレスと咬合との関係 |
Authors : | 常磐 修1, 竹澤保政2, 高橋洋一3, 笹栗健一1, 佐藤貞雄1 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 1神奈川歯科大学成長発達歯科学講座, 2たけざわ歯科医院(京都府), 3高橋歯科(愛媛県) |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 39 |
Number : | 4 |
Page : | 188-191 |
Year/Month : | 2004 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 歯科領域における2大疾患は齲蝕と歯周病である. これらの疾患は口腔内常在菌によって発現することが示され, 歯科医師およびコデンタルスタッフは原因である細菌を減らす, あるいは除去する努力をしている. 確かにこれらの疾患はここ数十年の間で減少してきているようであるが, それら以外の問題, 例えば過剰な咬耗, アブフラクション, クラック, 象牙質知覚過敏, 局所的垂直性歯槽骨吸収, 歯の移動, 顎機能不全などの問題は増加していると考えられる. 最近, 齲蝕と歯周病以外の歯科疾患がブラキシズムなどの強い咀嚼筋活動による生力学的荷重と関係していると報告されている. 睡眠ブラキシズムは大部分のヒトが行っている生理的な活動であり, 病的なブラキシズムの概念が変わりつつある. その意味するところは睡眠ブラキシズムが生体にとって必要な機能的行動かもしれないということである. しかしながら, 睡眠ブラキシズムによる過剰な筋活動は, 歯, 歯周組織, 顎頭蓋機構にダメージを与えることも多く, 歯科臨床の重大な研究課題となっている. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |