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アブストラクト(42巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | シェーグレン症候群と皮膚科 |
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Subtitle : | トピックス T6 |
Authors : | 菅谷和江 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 社会福祉法人日本医療伝道会総合病院衣笠病院皮膚科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 42 |
Number : | 2 |
Page : | 176-177 |
Year/Month : | 2007 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 皮膚科がシェーグレン症候群の患者を診察する意義は次のようなものがあげられる. 1. シェーグレン症候群は, 皮膚症状が多彩で, 末梢循環障害に伴う皮膚症状も多い. 1)環状紅斑:環状ないし半環状(図1) 2)高γグロブリン血症性紫斑…高γグロブリンによる(図2) 3)凍瘡, 指端潰瘍他, 循環障害性症状, その他非定型紅斑(図3~5) シェーグレン症候群は他の膠原病との合併が多く, 病状の経過を早く知るためにも皮膚症状を観察している意義はあると思われる. 2. 乾燥症状が皮膚にも認められる 汗腺の障害で乾燥するといわれているが, 実際にそのためと見られる障害より, 目の周りや口の周りの乾燥が強いことが多い(図6). 3. 薬疹を起こしやすい 治療薬にも薬疹を起こすことがあり, 注意を要する. 4. 新生児エリテマトーデス 臍帯由来の抗体と紫外線曝露から環状紅斑ないしDLE様の紅斑が散在し, 自然に寛解する場合と, 完全房室ブロックを生じ, 致死的である場合がある. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |