アブストラクト(49巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Mechanotransduction activates α5β1 integrin and PI3K/Akt signaling pathways in mandibular osteoblasts
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 渡部弘隆
Authors(kana) : わたべひろたか
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯内療法学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 49
Number : 1
Page : 71-72
Year/Month : 2014 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」下顎骨は常に咀嚼や咬合による物理的および化学的刺激が加わるため, 他の骨と比較して骨代謝が速いことが報告されている. また, 下顎骨は口腔常在菌による細菌感染を受けやすい特殊な環境にある. さらに, 発生学的に下顎骨を含む頭頸部の骨は外胚葉性間葉由来で, 四肢体幹骨は中胚葉と由来が異なる. 本研究は, 下顎骨骨芽細胞の力学的刺激に対する応答に特殊性が見出されるか否かを明らかにする目的で, 頭蓋骨・下肢骨と下顎骨由来の骨芽細胞の低出力超音波パルス(LIPUS ; 遷延性の骨折治療に対して治療効果が認められている)刺激応答を比較検討した. 骨芽細胞はC57B6Jマウスの頭蓋骨, 下肢骨, 下顎骨より段階的コラゲナーゼ処理法にて単離し, 一週間培養後にLIPUSを24時間間隔で20分間2回照射し, 2回目照射の20分後に細胞を回収した. 各骨芽細胞のmRNAとタンパク質は定量的PCR解析, 細胞免疫染色およびWestern Blottingにて解析を行った.
Practice : 歯科学
Keywords :