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アブストラクト(49巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 主観的咬合感覚の変化が前頭前野の脳血流動態に及ぼす影響 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 小林剛 |
Authors(kana) : | こばやしごう |
Organization : | 神奈川歯科大学歯学研究科顎口腔欠損補綴学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 49 |
Number : | 1 |
Page : | 77-78 |
Year/Month : | 2014 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」明確な器質的要因が特定できないにも関わらず, 咬合違和感をはじめとする口腔内の不定愁訴を訴える患者の表在化が問題となっている. 多様な主訴の中でも, 微細な咬合の変異を契機に咬合に関する違和感を訴えるケースが報告されているが, その病態については明確に解明されていない. その病態を探る上で, ストレス反応に対応した情動情報が投影される前頭前野に着目した. 前頭前野部は認知機能や情動に関与しているだけでなく, 内分泌系や自律神経系の制御に重要な役割を担っていることが報告されている. 本研究では, 咬合違和感という微細(ミクロ的)な咬合感覚が脳機能に与える影響について研究した. これまで臨床で患者の主観的な報告に頼ってきた咬合違和感を客観的に評価(可視化)することは, 歯科医学と医療にとって極めて重要である. 本研究では, 健常被験者25名(男性14名, 女性11名 ; 平均年齢28.9±5.2歳)に対して僅かな咬合挙上(96μm)の環境下で日常行われる下顎運動を模擬したグラインディング動作を行ったとき, 身体感覚の違和感にともなって生じる前頭前野の脳活動を近赤外光イメージング(以下NIRS)によって計測した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |