アブストラクト(49巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ラット三叉神経運動核におけるニューロン - グリア細胞構築と三叉神経運動核に投射する抑制性ニューロンに関する研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 赤城忠臣
Authors(kana) : あかぎただおみ
Organization : 神奈川歯科大学神経組織発生学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 49
Number : 1
Page : 85-86
Year/Month : 2014 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」グリア細胞の1つである星状膠細胞はニューロンの細胞体および軸索終末に接触しシナプスを包囲するのみならず, 種々の神経伝達物質に対して即時的に応答し, グルタミン酸, ATPなど細胞間メッセンジャーを放出する. すなわちニューロンとグリア細胞の間に存在する機能連関が中枢神経系の機能, 発生, 発育の解析に重要であることが強く示唆されている. しかし, 中枢神経系でも橋・延髄などの脳幹領域におけるグリア細胞の分布や役割についての詳細な研究は行われていない. また, 顎運動は三叉神経運動核(Vm)の運動ニューロンが末梢性および中枢性の入力を受けることによって遂行されている. これらの入力のほとんどは運動前ニューロンと呼ばれるニューロンを介してVmに伝達されている. 中でも三叉神経上領域(sV)には抑制性のニューロンが存在しており, 顎運動の発現や調節に重要な役割を担うことが知られている.
Practice : 歯科学
Keywords :