アブストラクト(49巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : アクチグラフを用いた舌喉頭矯正術による睡眠障害改善の評価
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 篠田健一
Authors(kana) : しのだけんいち
Organization : 神奈川歯科大学社会歯科学講座法医学分野
Journal : 神奈川歯学
Volume : 49
Number : 1
Page : 89-90
Year/Month : 2014 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」近年, 日本人の約2割が睡眠に問題を抱えていると言われている. 睡眠障害は, 高血圧, 糖尿病, 虚血性心疾患, うつ病, アルツハイマー病など健康への悪影響のみならず, 交通事故, ヒューマンエラー, 経済損失など社会的問題にもなっている. 舌喉頭偏位症(ADEL)は, 舌小帯の有無に関わらずオトガイ舌筋の緊張と舌および喉頭の前上方への偏位のため, 上気道の抵抗が増加し呼吸障害を引き起こす. 成人では, 頭痛, 肩こり, 冷え性, 慢性疲労, いびきなどの症状を呈する. 舌喉頭矯正術(CGL)は舌小帯および粘膜下のオトガイ舌筋の前束の一部筋層を切除することで, 喉頭は後下方に移動し直立するため上気道の呼吸抵抗が減少し, これらの症状は改善される. CGLを希望して来院される成人患者の多くは, いびき, 睡眠時無呼吸, 日中の眠気, 熟睡できないなどを主訴としている.
Practice : 歯科学
Keywords :