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アブストラクト(49巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Alteration of the redox state with reactive oxygen species for 5-fluorouracil-induced oral mucositis in hamsters |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 中島厚 |
Authors(kana) : | なかじまあつし |
Organization : | 神奈川歯科大学生体管理医学講座薬理学分野 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 49 |
Number : | 1 |
Page : | 93-94 |
Year/Month : | 2014 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」口内炎は, 癌化学療法にともない併発し, 化学療法施行中は, 患者自身が積極的に口腔ケアを行うことが困難となることが多い. さらに, 発症した口内炎に対しては氷片や線維素溶解酵素を用いたクライオセラピーや塩酸リドカイン外用液やステロイド軟膏を用いた疼痛緩和などの対症療法が行われている. とくに, 癌化学療法により誘導される口内炎発症の原因には活性酸素種(reactive oxygen species : ROS)が関与することが報告されている(C.Scully et al, Oral Diseases, 2006)がROSの存在を直接報告したものはない. 近年, ROSの存在, とくに炎症の初期におけるROSの1つであるスーパーオキシドの存在仮説のもと, このROSの生成阻害剤であるアロプリノールや消去剤であるスーパーオキシドジスムターゼ様物質M40403などが臨床で使用されるようになってきたが, その効果は芳しくない. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |