アブストラクト(1巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 舌小帯または唇小帯異常の治療
Subtitle : 紹介および展望その他
Authors : 布施貞夫
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学口腔外科学布施教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 1
Number : 1
Page : 71-83
Year/Month : 1967 / 3
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 唇小帯や舌小帯の異常はどつちみち大した異常ではないし, 手術といつても少し切つて縫うだけだから誰でも出来ると考えやすいので従来, 詳しい記述はない. 「みそつかす」の病気だということなのだろう. それでも患者としてはそれなりに不自由しているのであるし, 悩んでもいるし, 喋ることが必要な職業につくのに差支えがおこるから気毒である. 治す側としては形を整える手術だから仕上りがよくなければならないわけで, その為にはこのような小手術でも切開や縫合の基本をくづさない技術訓練が出来ていなければならない. こういうわけで舌又は唇小帯異常の診断および処置を細かにまとめておくことにした. 「舌小帯の異常と病変」 これをすべて舌小帯短縮症として片付けたのでは不都合である. なぜなら小帯の発育不良で舌の運動が妨げられている場合もあるが, 発育が良すぎるために舌尖が動かぬこともあるからである.
Practice : 歯科学
Keywords :