アブストラクト(3巻1/2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 三叉神経痛のみかたと診断の手順
Subtitle : 紹介
Authors : 布施貞夫
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学第1口腔外科学布施教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 3
Number : 1/2
Page : 69-73
Year/Month : 1968 / 11
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 〔I〕主訴をきくときの注意 訴をはっきり訊ねて記録する. これは何も神経痛に限ったことではないが, 痛みのときには特に念を入れてきいておく. はじめの時の話と次の時の話と違うときは, 病変自身が動くのか, 患者の感じかたが変るのか, 詐病で変るのかを見さだめる, 痛みは本人の感じ方に頼るので, はたからこれくらいのことでそんなに痛い筈はないというように極め付けることは出来ない. 〔II〕既応をとるときの注意 いつ, どこが, 何が, どのようにということのほか特に気を配ることを述べてみる. 誘因. ドライブで長時間片側の顔だけ冷風にさらされたことはないか, 釣りなどで野外でひえこんだことはないか, 外傷を受けたことはなかったか, 耳, 鼻, 舌, 咽頭など手術したことはなかったか. 梅毒や結核や熱性疾患や化膿性疾患, 中毒, 高血圧, 出血性素因など全身病をききわすれぬようにする.
Practice : 歯科学
Keywords :