アブストラクト(7巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Direct bonding法について
Subtitle :
Authors : 鈴木祥井
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学歯科矯正学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 7
Number : 2
Page : 70-82
Year/Month : 1972 / 7
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「まえがき」 歯科矯正学はきわめて古い歴史をもつが, 実際に歯を動かすための装置といえるものは近代になって, 18世紀の歯列弓拡大線(Pierre Fauchard), 19世紀のオトガイ帽装置(Gunnel), 拡大ジネ(Gains, Dwinelle, Angell)などからはじまる. 歯にbandが使われはじめたのは1841年のSchangeによってであり, 有名なMagilはずっとあと(1872年)になってこれを発表している. Bandを利用する装置としてはlabio-lingual applianceやmulti-banded applianceなどがある. このうちとくに, 多くのbandを利用するmulti-banded applianceにおいては, band作りの煩雑さ, bandの辺縁による歯肉への刺激, 歯頸部付近の齲蝕の発生, band撤去後の空隙, あるいはband脱落にともなう偶発事故などが大きな問題となっている.
Practice : 歯科学
Keywords :