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アブストラクト(7巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 交叉熱電対法の口蓋粘膜循環動態への応用 |
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Subtitle : | |
Authors : | 松川英彦1), 伊藤春生1), 高橋和人2) |
Authors(kana) : | |
Organization : | 1)神奈川歯科大学薬理学教室, 2)神奈川歯科大学口腔解剖学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 7 |
Number : | 2 |
Page : | 112-119 |
Year/Month : | 1972 / 7 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「抄録」 ReinおよびGibbsによって導入された交叉熱電対式流量計を硬口蓋粘膜循環動態の研究に応用せんとして, 種々基礎実験をかさねたところ, この応用が可能であるとともに, 硬口蓋粘膜の血管構造が他の生体内臓器のそれにくらべて, 血管貯溜機能に全くとぼしく, 呼吸の影響も全くうけないことが解った. このような組織の循環にたいして, アドレナリンおよびアセチールコリンの実験に用いる量を用量-反応曲線から, これに附随する反応を考慮して決定がなされたが, いずれも10-6がのぞましく, その際, 両側の迷走神経切断を考慮する必要がある. これは10-6の用量が頸動脉圧の圧変動率を5%以上となるため圧受容体を介して迷走神経反射を駆動するために外ならない. また, 組織流量の変化の捕捉が正確であるかどうかを期するため, 熱電対に影響を与えるであろう二, 三の温度因子を検討し, 体温, 組織温, 環境温のいずれも現在の実験条件下で影響のないことが確かめられたので報告した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |