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アブストラクト(9巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 下顎運動の再現性に関する補綴学的研究 |
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Subtitle : | 宿題報告 |
Authors : | 青木英夫, 浮谷実 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学補綴学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 9 |
Number : | 1 |
Page : | 1-19 |
Year/Month : | 1974 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「I はじめに」 近年, 補綴学は臨床的ならびに基礎的研究の分野において急速な発展をとげ進歩してきた. 補綴臨床は基本的には, 1) 診査, 診断, 2) 補綴物の製作, 3) 口腔内装着, 4) 予後, である. この補綴物の製作過程においては患者の咬合採得からそれをいかに咬合器へ再現すべきかという問題が“Occlusion”という課題のもとに論ぜられ広く研究がすすめられている. しかしながら, この問題は今なお多くの学派によりその考え方, 術式を異にして未解決なものとして残され, 臨床家自身の選択に待つのが現状であろう. 著者はこの咬合問題につき関心をいだき, 補綴臨床家の立場からスカンジナビア学派を代表するPosseltの理論とLauritzenの一連にわたる臨床術式はきわめて実用性の高いものとして評価して広く応用してきた. また, 著者らはこのヒンジ・アキシス理論に基づく術式とDentatus咬合器を用いて上下顎天然歯列の各種咬合位における対合接触歯牙の状態につき種々の検討をすすめ, 過去において多くの学会発表ならびに論文を発表してきた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |