アブストラクト(11巻4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 歯科医療の将来について
Subtitle : 神奈川歯科大学学会第11回総会特別講演
Authors : 松村敏治
Authors(kana) :
Organization : 大阪大学
Journal : 神奈川歯学
Volume : 11
Number : 4
Page : 279-284
Year/Month : 1977 / 3
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : ただいま学会長の堀学長先生から, 非常に, 身にあまるお言葉を頂戴いたしまして大変有りがとうございました. 本日, 神奈川歯科大学学会第11回総会を開催されるに当りまして, 不肖私に, 特別講演の機会をおあたえいただきました. 学会長並びに皆様方に心からお礼申上げます. また, 学会長からお話がございましたように, 学会当局から「歯科医療の将来について」という大変むつかしい題目をいただいて, どのようにお話し申上げるべきか, とまどっている有様ですが, 私が平素から考えて居ります二, 三の問題についてお話し申上げてその責任をはたしたいと考えておりますので, その点おふくみ下さいまして, しばらくの間おつきあい下さいますようお願い申し上げます. かえり見ますと, 私が歯科に関係をもちました昭和の初期と現況とを比較してまいりますと, 日本の歯科界は極めて大きな発展をとげて参りまして, 誠にご同慶にたえない次第でありますが, このように日本の歯科界が進歩して参りましたのは, 本日の学会でも, 先生方が沢山の研究のご発表がありましたように, 基礎的な問題, あるいは臨床的な問題, そう言った研究の成果を歯科医療界に持ち込まれた事は勿論でございますが, 又諸外国との交流だとか, 一般薬剤の進歩, 或いは歯科材料や医療器具の進歩, これらの問題が現在の歯科医療の発展につながって行ったのだと私は理解しております.
Practice : 歯科学
Keywords :