アブストラクト(12巻4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ヨーロッパの歯科 - 西ドイツの歯科教育について -
Subtitle : 紹介
Authors : 赤松英一
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学口腔診断学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 12
Number : 4
Page : 244-249
Year/Month : 1978 / 3
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「I. はじめに」先ず, おことわりしておきたいことが, いくつかあるように思われる. 一つは, こうした小文が学会誌に掲載されることは, 学問の研究発表を目的とする学会誌のあり方から, やや逸脱した感を受けないでもない. しかし, 毎年のように, 世界の各地で開催される国際学会に出席したり, 諸外国に出張したり留学される若い会員層にとって, こんなものでもいくらか参考になればと思うことと, また, 学会誌の編集担当の方がたからの御依頼もあって書いたものであり, いわば学会誌のなかに掲載を許された数頁の読み捨て部分と思って眺めて戴きたいものである. もう一つは, 顎外科を中心に述べてあるが, これは西ドイツの顎外科の教授に親しい方が多いので, 顎外科に関することの方が何となく書きやすかったに過ぎない. わが国の医学, 歯学は長年にわたってドイツの医学の影響を大きくうけてきた. しかし, 現在のドイツは日本とともに第二次世界大戦の敗戦国であって, 大戦の荒廃から驚異的な復興を遂げているとはいうものの, 民族が東西に分裂してそれぞれ国をたてているという悲劇のなかにある.
Practice : 歯科学
Keywords :