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アブストラクト(15巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 機械インピーダンスからみたスタッドアタッチメントの形態に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 小笠原光彦 |
Authors(kana) : | おがさわらみつひこ |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 15 |
Number : | 1 |
Page : | 122-123 |
Year/Month : | 1980 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 歯槽骨の吸収防止や自己受容器の存在による咀嚼のフィードバック機構の確保が行われているオーバーデンチャーにはアタッチメントを使用することがあるが, この形態や機構が咬合圧の伝達に対してどのような影響をおよぼすかはあまり解明されていない. 今回, 筆者はこの問題を解決するために, 実験的に種々な形態のスタッドアタッチメントを製作(円柱型:Cy, 球型:Sph, 円錐充実型:Cone-NSおよび円錐中空型:Cone-S)し, できるだけアタッチメント自体の本質を知る得るような実験計画を行い, 以下の要旨を論文で述べた. 1)咀嚼中の力を単なる静的加重で行った場合, その解明は困難であり, 動的加重即ち衝撃として考え, 振動学的解明を行った. 2)本実験の実験項目の共振周波数からは系全体として剛か柔かの程度を, 機械インピーダンスからは上部から下部へ圧を加えた時の抵抗値の大小を, Q値からはメールとフィメール間のからみ合いによる内部ロスの状態を, 総通過エネルギー量からはアタッチメントを通過して大地に伝達される加わった咬合圧の総通過エネルギー量を知ることができた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |