アブストラクト(15巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ETHENZAMIDEのネコ脊髄反射活動電位におよぼす影響 - methocarbamol, それらの配合およびcaffeine添加による効果の比較 -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 松井利行
Authors(kana) : まついとしゆき
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 15
Number : 1
Page : 123-125
Year/Month : 1980 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 非ステロイド性消炎剤のなかで鎮痛効果を期待したものの大半には, サリチル酸誘導体がしばしば応用されてきた. なかでも, 抜歯後疼痛および歯痛の緩解などには中枢抑制作用をもつsalicylamideの適応が推賞されてからすでに古い. したがって, 鎮真効果がより強く, 毒性がより少ないethenzamideがsalicylamideの誘導体としてより広範囲に応用される. それにも拘らず, 薬理学的知見はsalicylamideに負うところが多く, ethenzamideそのものに関する知見はほとんどない. そこで, わたくしはethenzamideと強い筋弛緩作用を有するmephenesin類似薬であるmethocarbamolのネコ脊髄反射活動電位にたいする効果の比較を行い, ethenzamideもまたmethocarbamolの存在下で血中有効濃度を増加させる可能性を考慮しながら, それらの併用効果の比較と, さらにcaffeineを添加した場合における効果の検討を行った.
Practice : 歯科学
Keywords :