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アブストラクト(15巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 乳歯の微量金属の測定法に関する研究 - とくにFlameless原子吸光分光光度計によるCu, Zn, Cd, Pb, の定量性について - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 西村康 |
Authors(kana) : | にしむらやすし |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 15 |
Number : | 3 |
Page : | 496-497 |
Year/Month : | 1980 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 小児う蝕の激増と低年齢化が問題となり緊急なる対策が要望されて久しく, この現状を打開するためには乳歯歯質の解明が必要不可欠であると考えられる. このため著者は, 第1段階として乳歯中に存在する微量金属を個体という単位でとられえて, その生物学的存在意義の検索を行なうことを目標とした. そのため微量金属の働きについて多面的に考察し, 歯質の形成時期とその時期に取り込まれた微量金属と対応して定量的に測定する必要があるという結論を得た. そこで各種分析方法について検討を加えた結果, この目的の達成に最も有効と考えられるFlameless原子吸光法を選択したのである. しかし, 本来は従来の原子吸光法(Flame法)と比較して共存物質, とくに酸や他の元素により影響を大きく受けるという危惧があるので, 歯質の分析を想定してその影響を検索し, 考察を加えた. 微量金属としてCu, Zn, CdおよびPbを選び, 測定条件, 最小検出量, 溶媒条件, 金属間ならびに有機質共存下における干渉について検討した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |