アブストラクト(15巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 既製スタッドアタッチメントの振動伝達性状に関する研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 中沢清
Authors(kana) : なかざわきよし
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 15
Number : 3
Page : 511-512
Year/Month : 1980 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 従来オーバーデンチャーは, 一部の術者により有効に施術されてきたが, 最近では, 欧米を問わず本邦においてもさかんに臨床に応用される傾向にある. 特にスタッドアタッチメントを用いたオーバーデンチャーの装置については, 静的荷重を用いて模型上でその許容運動を求めた研究は数多くあるが, 咬合時の状態に近い動的荷重として特性を求めたものは少ない. 著者は支台歯に対する影響を求める以前に, 既製スタッドアタッチメントの特性が動的荷重下でどのように変化するか, またどのような因子が影響を与えるかを探究し, アタッチメントの選択や開発の一助とすることが重要と考えて本研究に着手した. 本研究は荷重を衝撃として考え, アタッチメント内の抵抗状態を直接求められる機械インピーダンスを利用して振動学的解明を行なった. 実験試料に既製スタッドアタッチメント10種類を選択し, これらをバネ部分の構造によって大別しておのおのの特性を検討した.
Practice : 歯科学
Keywords :