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アブストラクト(15巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 歯列弓の三次元的表現と補綴臨床への導入について |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 荒川秀樹 |
Authors(kana) : | あらかわひでき |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 15 |
Number : | 3 |
Page : | 519-520 |
Year/Month : | 1980 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 無歯顎及び多数歯欠損症例の咬合採得あるいは人工歯排列を如何に適確に行なうかという問題は, 日常の補綴臨床における困難な事項の一つである. それは有歯顎時代の歯列, 顔面の形態は勿論, 参考とすべき種々の基準点が消失していることに起因すると思われる. それらを科学的に行なうための一手段として, 生体, 模型の計測をはじめ, 頭部X線規格写真その他収集可能なあらゆる情報を網羅することが必要であると考え, 当教室では過去よりそれらの位置的情報を二次元・三次元直交座標系を用いて検索してきた. 今回, 著者はそれらの研究の一環として, 未だ十分解明できなかった咬合状態での歯列弓の形状を三次元的に表現すること, また, 先に臨床への応用が示唆されたHIP planeと歯列との位置関係を明確にすることを主目的として本研究に着手し, 知見を得たので報告する. 年令18才から24才までの成人有歯顎模型, 男性50個, 女性50個, 計100個を資料として製作し, 左右側の鈎切痕を結んだ線をX軸, 切歯乳頭よりX軸におろした垂線をY軸, XY軸の交点を通り2軸に直交する線をZ軸として三次元座標軸を設定し, 東京精密社製三次元ディジタル座標測定装置XYZAX S-500を用いて計測し, データの収集を行なった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |