アブストラクト（16巻1号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： 乳歯中の微量元素ならびにそのう蝕経験との関連について
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors　： 横田嘉郎
Authors（kana）　： よこたよしお
Organization　： 神奈川歯科大学口腔衛生学教室
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 16
Number　： 1
Page　： 130-131
Year/Month　： 1981 / 6
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容の要旨」 乳歯中の6つの微量元素(Ag+, Cd2+, Cu2+, Hg2+, Pb2+, F-)を測定することにより, その地域における将来の環境汚染の指標としての基礎資料を得, 併せてこれらとう蝕との関係をしらべることを目的として研究を行った. 試料は胎生時より神奈川県の同一地域に居住していたものの乳歯の冠部歯質で, う蝕, 充填および強度の磨耗がないものを用いた. また, 乳切歯群と乳犬歯・乳臼歯群に, さらに母乳哺育群, 混合哺育群, 人工乳哺育群に分けて分析した. 結果を要約すると次の如くである. 1. 各微量元素の平均値ならびに標準偏差(ppm)は, pb - 14.93±8.54, Cu - 0.07±0.06, Hg - 0.35±0.32, Ag - 0.39±0.31, Cd - 0.54±0.30, F - 112.56±42.18であった.
Practice　： 歯科学
Keywords　：