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アブストラクト(16巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 合成アパタイトならびにヒト歯牙に対するフッ化チタン化合物の作用 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 安彦良一 |
Authors(kana) : | あひこりょういち |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔衛生学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 16 |
Number : | 1 |
Page : | 138-139 |
Year/Month : | 1981 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 各種フッ化チタン系化合物の歯質との反応性について, 種々検討を行い, 考察を加えた. フッ化チタン系化合物溶液中のFの多くは結合型で存在すること, また歯質との接触によってこれらFの解離が進むことが認められた. とくに, この解離度はenamel質との接触において大きくみられるようであった. 高濃度のフッ化チタン系化合物のF解離度は特に悪く, そのため歯質との接触によってかなり特徴的なFとり込み傾向を示した. フッ化チタン化合物のF吸着傾向はNaFよりも速やかなようであったが, この傾向はFのとり込み量の傾向と必ずしも一致するものではなかった. フッ化物処理による耐酸性効果は, とくにenamel質で大きく認められたが, この場合もFとり込み量との間に関連がみられず, F以外の要因(金属としてのチタンあるいはフッ化チタンとして)の関与がうかがわれた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |