アブストラクト(16巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 精神鎮静法の精神機能に及ぼす影響 - 特に思考, 判断, 記憶への影響
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 緒方克也
Authors(kana) : おがたかつや
Organization : 福岡歯科大学麻酔学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 16
Number : 1
Page : 140-141
Year/Month : 1981 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 近年, 歯科治療に対する不安, 不快, 恐怖への対策として, 精神鎮静法が一般歯科において広く用いられるようになった. その中でも低濃度笑気を用いた笑気吸入鎮静法およびdiazepamを用いた静脈内鎮静法が多く用いらわており, これらに対する研究報告も多い. しかし精神鎮静法の精神面への作用についての報告は少なく, そこで著者は特に思考, 判断, 記憶への影響について研究した. 実験は, 2音の判別, 2色の判別, 数字の加算と偶奇の判別をいくつかの条件を負加して行った. またaudioによって音楽, 落語を鑑賞させて, 薬剤投与前後の知的活動について観察した. さらにテレビゲームを用いた実験では, 精神鎮静下の計画性, 運動反射, 数のカウントなどの総合された精神活動がどのように変化するかを調べた.
Practice : 歯科学
Keywords :