アブストラクト(16巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 根管処置時のイオン導入に関する実験的研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 海老原仁
Authors(kana) : えびはらひとし
Organization : 神奈川歯科大学保存学教室第二講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 16
Number : 1
Page : 141-142
Year/Month : 1981 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 感染根管処置にあたり, 常法による根管治療では消毒が行われ難い根尖分岐, 根管側枝および根管壁象牙細管深部に薬液の浸透を助け, 根の消毒を積極的に図る方法としてイオン導入法が, 古くから応用されている. 最近, フッ素のイオン導入により根管の消毒のみならず, 根尖歯周組織の骨性瘢痕治癒を促進させようとする報告が2, 3みられる. しかしながらフッ素イオン導入法が, 根尖歯周組織の治癒促進作用を生ずる機序, とくにフッ素もしくは電流の根尖歯周組織に及ぼす影響については詳にされていない. そこで本研究においては, イオン導入時におけるフッ素の電気的極性と浸透性に関するin vitroの実験を行うとともに, イヌの歯における病理組織学的検討を試みた.
Practice : 歯科学
Keywords :