アブストラクト(16巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 関節円板の血管構築と微細血管の超微構造について 第2報 幼犬の関節円板について
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 間宮信
Authors(kana) : まみやまこと
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 16
Number : 3
Page : 450-451
Year/Month : 1981 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 顎関節は円板によって上下の関節腔に分かれ, 複合関節として, その形態と機能に応じた血管構造を有している. 円板の介在は, 関節の可動範囲を拡大し, 急激な圧力を緩衝し, 顎運動を円滑にするために極めて重要である. 顎関節も機能と構造の違う動物種によって, 脈管分布にも特徴がみられる. しかしすべての動物種でみられることは, 円板の発生初期には全体に密な血管網が存在し, それが成長に伴い徐々に中央部から, 消失がおこり, 成長完成後では広い無血管部が存在する様になる. そこでヒトの顎関節の特殊構造を知る手始めとして, イヌを用い, ヒトと比較しながら, 特に円板の成長に伴う脈管分布形態の特徴, 及び血管の消失機序を歯齢別に追い, 血管構築を立体的に観察し, 同時に超微構造の変化も合わせて検索した.
Practice : 歯科学
Keywords :