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アブストラクト(17巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | レーザー照射とう蝕抑制 (IV) - フッ化物塗布とレーザー照射を併用した時の酸に対する溶解性について - |
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Subtitle : | 短報 |
Authors : | 鈴木幸江*, 冨田房子*, 金子ケイ子*, 三田昭太郎*, 小野塚実**, 菅谷英一** |
Authors(kana) : | |
Organization : | *日本女子衛生短期大学歯科衛生学教室, **神奈川歯科大学生理学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 17 |
Number : | 1 |
Page : | 148-149 |
Year/Month : | 1982 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「緒言」 歯質無機成分の耐酸性を増大させることはう蝕抑制発現に対して重要課題の一つといえる. フッ化物を歯牙表面に塗布するとエナメル質表層が溶解し, Ca2+とPO43-がエナメル質より遊離し, 塗布領域に難溶性のフッ化カルシウムが生成される. しかしフッ化カルシウムの殆んどはエナメル質表層に機械的に沈着しているだけで自浄作用, 刷掃などにより容易に流出してしまう. 最近in vitroおよびin vivoの両者において歯牙表面に低エネルギーレベルのレーザー照射を施すことにより, 口腔内組織に全く損傷を併わずにエナメル質に顕著な耐酸性増大を産生することが見い出された. そしてこの時エナメル質の無機元素の状態変化が誘発され, この状態変化と耐酸性との間に相関が認められることが判明している. そこで著者らはう蝕予防手段として広く用いられているフッ化物塗布とレーザー照射を併用した時のエナメル質の酸に対する溶解性について実験的に検索し, フッ化物塗布とレーザー照射の併用がう蝕予防手段として有効的であるか否か追求した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |