- HOME
- > 一般の方
- > バックナンバー:神奈川歯学
- > 17巻1号
- > アブストラクト
アブストラクト(17巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | マウスの尿中生体アミンに関する研究 第1報 : ヒスタミンの定量法 第2報 : カテコールアミンの定量法 第3報 : 抜歯による, セロトニン, ヒスタミンおよびカテコールアミンの変動について |
---|---|
Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 秋葉仁 |
Authors(kana) : | あきばちかし |
Organization : | 神奈川歯科大学生化学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 17 |
Number : | 1 |
Page : | 150-151 |
Year/Month : | 1982 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 マウスの尿中生体アミンについての研究をすすめるため, 微量の試料で検出感度にすぐれ, 多検体処理ができる定量法を開発し, その方法を用いて, 抜歯したマウスの尿中生体アミン量の変化について検討した. 尿中ヒスタミン定量法は, ヒスタミンをダンシル化し, エチルエーテルおよびクロロホルムで抽出精製したダンシルヒスタミンを薄層クロマトグラフ法によって分離し, 薄層上の蛍光スポットを直接, 蛍光測定する方法である. この方法は, 尿試料中からのダンシルヒスタミンの抽出法および薄層上の蛍光を直接測定して定量する方法に工夫がある. マウスの1日尿を200μl用いて, 検出感度1μg/ml, 回収率86%以上で尿中ヒスタミンが測定できた. 尿中カテコールアミン定量法は, 尿試料の酸加水分解, 除たんぱく操作を行った後, アルミナ吸着法によりカテコールアミンを単離し, 次いで高速液体クロマトグラフ法によってカテコールアミンの各成分を分離し, さらにTHI法を行って, これらを発蛍光体として定量する方法である. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |