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アブストラクト(17巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 家兎歯槽骨細胞の骨基質有機質合成能に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 三輪一郎 |
Authors(kana) : | みわいちろう |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科矯正学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 17 |
Number : | 1 |
Page : | 154-155 |
Year/Month : | 1982 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 歯槽骨は常に外部からの機械的刺激を受けて活発な組織改造を続けている. このような骨改造は, 組織を構成している細胞群の機能によってもたらされるものであり, 歯槽骨細胞は外部からの刺激に応じた物質代謝を営み, それに対応した物質の合成を行っている. 歯槽骨細胞はまず基質を構成する有機質成分を合成し, これの合成分泌が進行する過程でそこに無機塩の沈着がおこり硬組織としての形態が整っていくようである. 従って, 歯槽骨の改造機転を理解するには基質を形成している有機質成分を合成する歯槽骨細胞の機能を調べることが重要であろう. 特に, その治療に際して外力に対応した歯槽骨の改造を必要とする歯科矯正学では, 歯槽骨細胞の代謝機能, 外的刺激への対応能や組織改造能についての理解を深める必要があろう. 本研究では, 歯槽骨細胞の基質有機質成分の合成能を調べることを目的として家兎の歯槽骨を用い, 蛋白合成の指標として3H-prolineを, 糖成分合成の指標として3H-glucosamineをそれぞれ使用してin vitroで短時間incubateする手段を利用して検討した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |