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アブストラクト(17巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 歯肉溝滲出液の生化学的研究 - 特に歯周疾患患者のタンパク質, ペプチドおよび遊離アミノ酸について - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 柳田猛昌 |
Authors(kana) : | やなぎだたけまさ |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科保存学教室第三講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 17 |
Number : | 1 |
Page : | 157-159 |
Year/Month : | 1982 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 歯周疾患と歯肉溝滲出液との関連性を検討するため, 採取した歯肉溝滲出液のロ紙を細切し, ポリアクリルアミドゲルを支持体とするディスク電気泳動法を用い直接Sample Gel内に細切ロ紙を混入することにより歯肉溝滲出液の微量分画を可能にした. その結果, ディスク電気泳動により, 臨床的健康歯肉, 歯肉炎および辺縁性歯周炎の各症例における歯肉溝滲出液の特徴的泳動分画の存在を認めた. 特に, 歯周炎を有する歯肉溝滲出液はディスク電気泳動的に2種の型, すなわち臨床的健康歯肉に類似する型と辺縁性歯周炎に類似する型に分類された. いいかえればTransferin位分屑が分画された症例とTransferin位分屑が分画されない症例という生化学的に特徴的な2型が存在することを認めた. 次に, 各症例における10%TCA不溶性成分の構成アミノ酸および10%TCA可溶性成分の構成アミノ酸について, アミノ酸自動分析法により, そのアミノ酸組成の定量的変化を検討した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |